ルータ8歳 将棋にハマり始めた!
の続きとなります。
前記事を書いたのは9月。
それ以降、もはや完全に将棋にハマっています。スマホアプリ「王将」をダウンロード
川端将棋というソフトはパソコンを使うため限られた時間しかできないことや、ソフトのレベルが高いことから、もう少し初心者向けからのアプリを私のスマホに導入しました。
「覚えたて」という初心者向けレベル設定があり、対局していくうちにルータは「覚えたて」相手では負けなくなりました。
そのうち、自分側の10枚落ち(歩兵と王将だけで駒の揃った相手と戦う)でも勝てるようになりました。
今は、レベル0、1と順次高いレベルの対局に毎日チャレンジしています。
このアプリ、対局だけでなく、「実戦詰将棋」や「勝ち切れ将棋」というのもあり、併せて取り組むことで対局終盤のいいトレーニングになっているようです。川端将棋に6枚落ちながら初勝利
しばらく全然勝てなかった川端将棋ですが、レベル0(もっとも易しいレベル)のコンピュータの6枚落ちで対局を続けたところ、やっと勝利!
その後は、4枚落ち、2枚落ちと徐々にハンデを軽くしながら対局して、毎回ではないですが勝利も収めています。駒落ちなら祖父にも勝利
ルータの身近な人物の中ではもっとも将棋が強い母方じいちゃん。
ルータに将棋を教える段階で、わざとルータに勝たせることはあったかもしれません。
しかし最近は、角桂香(5枚)落ちならかなり真剣に対局してギリギリじいちゃんが勝つくらいにまでなりました。
飛車桂香(5枚)落ちなら、ルータが勝ったそうです。飛車がいないのはデカイからね
まだまだ平手(ハンデなし)は難しいけど、ルータとの対局に全く気を抜けなくなった!とじいちゃん談です。パパさんに平手で勝利
パパさんとも、週に数回ペースで対局してきました。
パパさんはあくまで私から見てですが、「子どもの友人同士で将棋をやって覚えたけど、真剣には将棋を学んだことはないレベルの素人集団」の中ではまあまあ強いほうかな、と思います。
そんなパパも、ついに最近、ルータに平手で負かされました。
パパ「ルータに、普通に負けた、、、」とその場では呟くのみでしたが、
ルータが寝てから夜こっそり将棋盤に向かって詰将棋をしたり、私の将棋アプリを借りたりしてリベンジ狙ってました(笑)
パパとは今まさにライバルくらいの力なのかなと思います。将棋教室デビュー!
そんなわけで、特定の大人と対局することが多かったルータ。
学校や学童保育の友達には負けることがなくなり、逆にルータは相手してもらえないとか
たまに学童の館長さん(アラ還)と対局してるようですが、それも勝っている様子。
なんだか聞いていると、たまーに月一回くらいじいちゃんと対局できるのとパパがいいライバルになるくらいで、
同年代のライバルと対局する機会がないのね
それなら、子ども同士で強くなっていけるであろう将棋クラブや教室に行っては??
そう思って、子ども将棋教室を探しました。
ルータと将棋教室の見学にいくと、15人くらいの小学生が真剣に対局していました。
見学でもバンバン対局者をあてがわれて、1時間半ほどで10局くらいやりました。
そこでの戦績は7勝3敗!
手ごたえと充実感を感じながら帰ってきましたー。
そして先日正式に入会しました。
土日祝日の午後、通えるときに通う方式ですが
実際には月に2回か3回が限度か?!
本人がもっと通いたい!とか親の付き添いなくても行ける!となれば増やせるかな、、という状況です。
実はルータ、入会するために連れていくとき、若干渋ったのです。
「どうして?コンピュータとたまに身内相手に対局するのでは物足りなくないの?同年代の子ども同士で対局できるほうが上達できるんじゃない?」
と問いかけると
「この前負けた子に勝てるくらい、強くなってから行きたいからさ・・・」
とのこと。
静かに闘争心燃やしてたのね!
それと「せっかくの休日にわざわざ教室に通って過ごすの?買い物いってポケモンのゲームしたり、友達と遊んだりしたい!」という気持ちもあるらしい。
それもよくわかるし、自由に家族や友達と過ごせる時間も大事にしたい。
だからあとは本人にとっての優先度次第かな。
(しかし、ママとしては月2くらいは行かせたいです。)
ママのレベルはどうなった??
さて、ルータに追いつくのは難しいにしても、まずは、対局できるようになりたい!
との思いで、私なりに一生懸命将棋を覚えたこの2か月。
スマホの王将の覚えたてモードとなら、なんとか勝ったり負けたりできるくらいになりました(笑)
低いレベルですが、今までまともに将棋を知らなかったのから見ればかなりの変化なのです!
肝心のルータとの対局ですが、、
勝てません!
平手で勝てないどころか、5枚くらいルータに落としてもらっても、負けてしまう。。
どうして8歳の息子にハンデもらって真剣に対局しているのに、一度もまともに攻めることもできずに完敗してしまうんだろう?
と心底悔しくて、
とある日、涙出ました。。。
恥ずかしいですが、将棋で負ける悔しさってなんだか格別でしたね。
そして、私の未熟なところは負けが明らかなのに負けを認めるのが悔しくて時間がかかってしまうことですね。素直な静かな気持ちで「ありがとうございました」「負けました」ってなかなか言えないんですね。
将棋は負けを察した側から自ら「負けました」と宣言することで対局が終了となる、稀有なボードゲーム。
負けを察するだけでなく、負けましたと言える《冷静に負けを認める》精神力というものが必要なんだと思います。
こうやって、勝ったり負けたりすることで、棋力だけでなく精神力のレベルをあげていくことになるんだろうな。

