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Channel: くれよんの箱
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子どもたちが初めてお泊まりに行った夜

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ルータ8歳、ユト4歳。

ママ歴8年。初めて、子どもたちが二人ともいない夜を経験しました。

ユトはともかく、ルータはこれまで、お泊まりはママが一緒じゃなきゃイヤ、な子でした。

6歳保育園のお泊まり会は、当日までに涙を何度も流しながら、奇跡的に乗り越え、

7歳子どもキャンプは何とか一回だけ行ってその場は楽しかった?ものの、もう行かないと言われ

8歳ルータの病気入院時にもママ付き添いしないなんて考えただけでも泣きそうになり拒否。

市内の祖父母には過去何度も、一人で泊まりに来ない?と誘われるものの、丁重にお断りするルータでした。




それがついに、唐突に、変化が訪れたのです。

三月中旬、夕食時に、全く脈絡なく、

「もう、じいちゃんちにお泊まりできる自信がわいた」

と宣言したのです。


ただし、ユトと一緒がいい!との条件付でしたけど(笑)

急にどうした!という感じでしたが

そんなこんなで、春休み中にルータとユトを市内の祖父母宅に一泊させる計画を立てました。

ユトは、もうルータ入院時に止むを得ず一人で祖父母宅に泊まっており、この点においてはルータより先輩です

ユトも、問題なくお泊まりを了承していました。
一人じゃないとはいえ、さすが次男だよなぁー。



ルータは、これまでとは打って変わり、祖父母宅お泊まりをかなり楽しみにし、また覚悟を決めているようでした。

当日には、

「じいちゃんちいったらね、ゲームして、室内遊戯場いって、図書館行って、お宝の店(趣味系メインリサイクルショップ)行って、買い物行って、、、」

とやりたいことがありすぎてやり終わらなそうなくらいでした。

ついに、泊まる不安より楽しみが勝ったか!


嬉しい成長です。



当日は私が車で二人を祖父母宅へ送って行きました。
ソワソワしてテンション高めの子どもたち。

ルータは到着して手洗いだけ済ませたらすぐにゲーム(ファミコンです。本当に。スーパーマリオと、マリオ3)を始めました。予想通りすぎか!(笑)

昼食まで私も実家で過ごし、その後帰りました。


別れ際は、少しだけ不安げな顔をしていたルータと、えーママ帰るの?と言いつつもあまり気にしている様子のないユトでした。

多分、大丈夫でしょ。

と思いつつ私だけで帰宅しました。


何てことでしょう!!

子供が二人になってから、こんなに静かでゆっくり時間の過ぎる夕方は初めてでした。

ゆっくり掃除や洗濯をして、テレビみながら洗濯ものをたたんだりして、それでもあまり時間がたっていない不思議。

誰とも喋らずに、黙々と1人で家事をしている不思議。

何の中断する事情もなくサクサク進むから、時間もかからない。

いつもだったら、

ママー、ママー!
ちょっと来て!
見てー!
トイレいってくる!
おやつちょうだい!

としょっちゅう話しかけられたり

兄弟げんかが起こったり、
ユトが泣かされたりして仲裁やフォローに時間がかかっているのに。

しぃんとして、穏やかな時間。
ホッとする1人時間。
自由で、マイペースにできるから家事をしているだけでも嬉しい気持ちになる。

だけど、いつもと違いすぎてソワソワした気持ちもありました。
寂しい気持ちよりは、羽を伸ばせる開放感が強かったけど、それは子供たちのお泊まりが一日だけだから。。
これが数日や、もっと長くなったら、どんどん寂しくなるんだろうな。
そんな風にも思いました。


夕方からは超久しぶり!に旦那と二人だけで外食へ。

本当に、何年ぶりだったんだろう?

二人でランチはルータが小さいころに行ったことがあるけど、

子供うまれてからのディナータイムのデートは、、記憶にないな!(笑)


食事は、札幌駅ステラプレイスの中の黒豚バラしゃぶしゃぶのお店へ。
付き合っていたころはステラプレイスによくぷらぷらウィンドウショッピングに来たなあ。

しかし旦那と二人でごはんって、なにしゃべるんだろ?と疑問に思ったりもした釣れない妻の私でしたが

二人になったらなったで、とりとめのない日常の話はいろいろあるもので、楽しく美味しくごはんを食べられました。

こういう時間がやっぱりたまには夫婦に必要なんだね。




しゃぶしゃぶ本当に美味しくて幸せ。。

蕎麦つゆで食べるんです!

ここなら意外と卵、牛乳なしメニューを食べられるから今度は子供たちも連れてきてみよう!と話しました。

そんな風にのんびりとした大人時間を満喫させてもらい、、
次の日は月曜日。
仕事があるので普通に起きなきゃならないのが、残念

次回があればぜひ、子供たちのいない朝寝坊をしてみたい。


それでも、寝入るときは随分感動しましたね。

だって!

1人でしっかり、一枚の布団を使いきれるんだもの!!


え?普通?

いえいえ。
普段は三枚の布団を敷いているのに、実質私の真ん中の布団に、両側から子供たちが進出してくるんですもの。
なんなら、ほぼ一枚の布団に3人寝てるやん!ていう朝もあるくらい。

そんなだから、腕や足も思うようには伸ばせないし、態勢も窮屈なんですよね。


それがこの日は、手足を大の字に軽く伸ばして、リラックスして眠れました。

これは本当に子供産んでから初めてだな。子供がそばにいないで眠るなんて。

ふわふわした不思議な気持ちで、眠るのが幸せだったなぁ。

ま、そんな夜はあっという間に終わり。

仕事に行く朝は、子供がいてもいなくてもそれなりに慌ただしく始まり、

いつものように仕事を終えました。


夕方までに子供たちを家に送ってもらうことになっていたので、私が帰宅したら、子供たちがダダダっと駆け寄ってきてくれました。

ママー!ママー!!
と抱きついてくれて、しあわせ?な気持ちとともに、つかの間のゆったり大人時間の終焉をシミジミ感じたのでした。


学校の長期休みを利用して、今後は時々こういう機会を持てればな、と思いますが、ルータいわく、

「ゲームいっぱいできて楽しかった!でも、しばらくは子供だけでお泊まりはいい」

だそうです(笑)

祖父母からは、ちゃんと二人ともいい子に過ごし、食べて寝て、お泊まりを楽しめていた様子を教えてもらいました。

チャンスを伺いつつ、また子供たちでお泊まりができたらな?

私にとってもかなりの気分転換ができて、いい試みでしたね。

次の機会には何をしようか!?
考えるだけでも楽しみですね(笑)

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